読書はもっと自由でいい。つい鼻歌が出てしまう読書の楽しみ方

読書

読書は、もっと自由でいい。

読書って、「1冊ちゃんと読まなきゃ」「内容を覚えてなきゃ意味ない」って、
なんだか義務っぽくなっていませんか?
そんな思い込みを、ふわっと吹き飛ばしてくれた本に出会いました。

それが、『読書は鼻歌くらいでちょうどいい』。
著者はInstagramでも人気の読書インフルエンサーの大島梢絵さん。
初著書となる読書エッセイですが、本の読み方や選び方、おすすめ本をたっぷり収録して、
本好きにはたまらない読書の本です。

私は、こちらの本を読んで読書へのハードルがグンと下がりました!
「本って、もっと気楽に楽しんでいいんだ」と気づかせてくれた大切な一冊です。

読書にルールなんていらない

私は2年ほど前から本を読み始めたのですが、
最初の頃は「全部吸収しなきゃ!」と意気込みすぎて、片手にスマホでメモ…なんてことも。
今思えば、純粋に読書を楽しんでいなかったかも…と。

でもこの本には、こんなふうに書かれていました。

  • 無理に1冊読まなくてもいい
  • 1ページ、1行でも読んだら読書
  • 複数冊同時読みもOK
  • 忘れても大丈夫
  • 「今じゃない」と思ったら寝かせてもいい

これを読んで、心がふわっと軽くなりました。

必要なときに、必要な言葉と出会う

さらに、本の中で紹介されている若松英輔さんの
『本を読めなくなった人のための読書論』の言葉も深く響きました。

“何ページ読む、何冊読むということ はまったく問題ではありません。
今、私たちは、初めて泳ぎを教わっている子どものようなものです。
これから泳ごうとするとき大切なのは、泳げる距離ではなく「水」との関係です。
それと同じように「読む」ときに大切なのは、言葉との関係なのです。
(中略)私たちに求められているのは、速く、多く言葉 を読むことではありません。
今、ほんとうに必要なコトバに出会うことなのです。』とありました。

「読む」ときに大切なのは、速く多く読むことではなく、言葉との関係なのです。

なるほど〜って、思わず「ほぉーーーーー」と声が出ました。

たくさん読んだり、内容を覚えたりすることが目的じゃなくて、
その時の自分に必要な言葉と出会うことが大事なんですよね。

読んでもピンと来ない本は、「今は必要ないのかも」と思ってOK。
逆に、心にビビッとくる言葉は、すっと自分の中に入ってくる。
その感覚が、たまらなく好きです。

読書は、もっと気楽に。もっと自由に。

この本を読んでから、本への向き合い方が変わりました。
無理せず、気が向いたときに、気になるページだけ読む。
自分を甘やかしながら、読みかけの本を積み上げていますw

「ちゃんと読まなきゃ」と思っていた頃より、ずっと楽しい。

読書は、鼻歌まじりくらいがちょうどいい。
本を読むことに、ちょっと疲れてしまった人にこそ読んでほしい一冊です。

気になった方はぜひこちらのリンクを覗いてみてくださいね!

🔗 『読書は鼻歌くらいでちょうどいい』を見てみる

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