子育て世代の間では「小1の壁」はよく知られていますが、 実は同じタイミングでやってくるのが「40歳の壁」。
キャリア、家事育児、体力の変化、友人関係、夫婦の関係… いろんな“見えない壁”がいっせいに押し寄せてくる感覚。
当時30代半ばだった私には、その前兆のようなものが ひたひたと迫っているように感じていました。
そんな時に出会ったのが、尾石晴さんの『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』でした。
モヤモヤの言語化と言えば尾石晴さん。
Voicyパーソナリティとしても有名で、 壁の超え方だけでなく、
「あ~分かる!」という子育てアラフォー世代のモヤっとすることにめちゃめちゃ共感できるのがポイント。
例えば、こちらのVoicy放送回「#372 感情労働を分解 あなたの仕事は頭脳、肉体、感情?」
家事って「感情労働」という概念を初めて知りました!
あぁ、日頃のあれってこれね!とモヤモヤがすっきりすんですよね。

私は第2子の育休中に、ひたすら晴さんのVoicyを聞いていました!
そして、その晴さんが書いたこの本は、
私がこの先どう生きていこうかを考えるきっかけとなった本です。
「40才の壁」の正体
誰もが耳にする「人生100年時代」。 まだこれから道を選び直すことができるかもという期待と、 選んで失敗してしまうかもという不安が入り混じる分岐点。
きっとこの記事を読んでくださった方は、
- その仕事にやりがいを感じているか?
- これからもひとつの仕事で生きていくのか?
- どんな人生を生きていきたいのか?
心の中で考え始めているのではないでしょうか。
キャリアを考える分岐点だけでなく、
子育て世代には「小1の壁」、 夫婦の価値観のずれや不満の蓄積による「夫婦関係の壁」など、
40歳付近には、さまざまな壁が立ちはだかっています。
ただ、シンプルに考えて、 大事なことは、
40歳の壁を境目に人生の後半戦に、 幸せに感じることを追求できるか、
やりがいを感じる仕事を選んでいけるかが大切なんです。
「自分業」という新しい働き方の提案
晴さんは、会社員としての働き方だけでなく、
自分の好きなことや得意なことを活かした「自分業」を提案しています。
これは、副業や転職を勧めるものではなく、自分らしい働き方を見つけるための一歩として、
自分の興味や関心を深掘りすることから始めるという考え方です。
「自分業」を見つけるためのステップ
- 自分の好きなことや得意なことをリストアップする
- それらを活かせる方法を考える
- 小さな行動から始めてみる
例えば、読書が好きなら、その感想をブログに書いてみる。
料理が得意なら、レシピを共有してみる。
そんな小さな一歩が、自分らしい働き方への道を開いてくれるかもしれません。
幸せな人生に必要な3つの要素
- お金(収入・資産)
- つながり(家族・友人・知人)
- 健康(体力・認知力)
定年を迎えないキャリア=この3つを満たすかつ、やりがいをもって取り組める「仕事」を「自分業」とよぶのだと、晴さんは教えてくれます。
確かに、お金・つながり・健康があれば、幸せな人生と呼べそうな気がしてきませんか?
会社員以外の収入源を考えるきっかけに
「会社員以外の収入って…?」
この問いかけは、私にとって大きな気づきでした。
これまで、会社からの給料が唯一の収入源だと思い込んでいた私にとって、
自分のスキルや興味を活かして収入を得るという発想は新鮮すぎて…!
晴さんの本を通じて、自分の可能性を広げてみるのもいいかも!と、新しい視点が生まれたのです。
自分らしい働き方を見つけるために
自分らしい働き方を見つけるためには、まず自分自身と向き合うことが大切。
自分の価値観や興味、得意なことを見つめ直し、それを活かせる方法を考える。
そして、小さな行動から始めてみる。
長い期間かけて、①時間 ②過ごす場所 ③付き合う人 を変えてみることを晴さんは提案しています。
その積み重ねが、自分らしい働き方への道を作っていくのだと思います。
まとめ
尾石晴さんの『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』は、
会社員としての働き方に疑問を持ち始めた私に、新たな視点と勇気を与えてくれました。
自分と向き合うことで、「オンライン秘書」として活動を始めました。
1年後に会社を退職しました。
今はおうち秘書サロンのオーナー ゆりえもんさんの会社で働いています。
会社員ですが、フルリモート勤務になり生活は大きく変わりました。
見える世界も変わりました。
もちろん、自分の好きなことや得意なことを活かした「自分業」という考え方も大切にしていて、
コツコツ活動していこうと思っています。
私がブログも始めたのも、自分業のひとつです。
好きなことなので、全然苦になりませんし、 同じ悩みを持った人に届いたらいいなとおもっています。
「このままでいいのかな?」と感じたら、ぜひこの本を手に取ってみてください。
自分らしい働き方への一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
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