よく
「富士山に登ると人生変わる」
「ご来光を見ると人生変わる」
と言われたりしますね。
本当なのか…?
静岡県に住む私が、勝手に解説します。
私が「富士山に登ると人生が変わる」と思う理由
結構この説…
あると思います!
というのは、
富士山に登ったことがきっかけで、
アウトドア全般が好きになる人が多いからです。
その結果、行動が変わり、経験が変わることが、
結果「人生変わった」にたどり着くのではと思っています。
例えば、
他の山に登ってみるきっかけになったり、
キャンプが好きになったり、
山用のテントを買って縦走したり、
ロードバイクを買ったり、
(全部私です。)
ただ、
すぐに人生は変わるわけではない
なぜなら、
私は2008年、大学4年生の時に初登頂しました。
「富士山が何かを変えてくれるかもしれない」
淡い期待とともに、根性で登り、ご来光を見て、確かに感激。
ただ、下山は地獄を見ました。
ただ帰るだけなのに、こんなに遠く、辛い。
人生変わるどころか、
もう二度と登るものかと思ったものでした。
しかし、
それ以降も、
誘われたり付き合いで登ったりすることも。
やっぱり、こういう体験を通じた思い出は
何年も何年も話題になり、長持ちするのです。
例えば、
高山病と熱中症で、岩陰で嘔吐。
日差しが強すぎで日傘をさして下山。
張り切って荷物が重くなり、スタミナ切れで、別の人にリュックを背負わせる。
とか。
ただ、
気が付くとそういう趣味志向になっていた
誘われれば、
男に交じって女1人でも山へ行ってたし、
なんなら自分からも誘ってたし、
何座行ったかは覚えてないけど、
とにかくいろいろ行きました。
そして、今の夫と付き合うきっかけになったのも、
お互い山が好きという理由で、
お?と思ったのはあります。
私たち夫婦は性格がまったく真逆ですが、
人生で感動できるポイントが同じなのは大事ですね。
本当に自然の中では、
自分はちっぽけだなぁと思います。
鳳凰三山からの富士山
将来は自然あふれるところに住みたい!
何年も前から思っているのですが、
いつか
長野あたりに移住するのが夢です。
家を建ててしまったけど、
いつか誰かに貸したり売ったり、
身軽に人生を歩むそういう選択肢を、持っててもいいですよね。
本「DIE WITH ZERO」より引用して解説
著:ビル・パーキンス「DIE WITH ZERO」では、
経験することの大切さ(それも老後でなく、今)を説いています。
本の一節にこんな文章があります。
元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だ
一般的にいう株式などへの投資と配当を、
経験への投資と記憶の配当となぞらえています。
確かに、
富士山に登ったという経験から、
他のアウトドアへ志向が広がり、副次的な経験も増え、
楽しかった、豊かな記憶が配当として毎年増える。
と、当てはまりますね。
まとめ:経験することは人生を豊かにする
ということで、
富士山に登ったことがきっかけで、
山が好きになり、
そういう相手と結婚し、
将来自然豊かなところに移住したい野望を持つようになるという、
自身の経験から考察してみました。
過去、
富士山一緒に登らない?と誘ったことがきっかけで、
たくさん一緒に山に登り、
フルマラソンもし、
今ではキャンパーになり、
釣り好きの男性と結婚した友人がいます。
もともとあまりアウトドア好きではなかった方だったので、
「あの時富士山に誘ってくれて本当に良かった!」と、
言ってくれて、
彼女の言葉をきっかけに振り返ってみると、
もしかして「富士山登ると人生変わる説」
あるんじゃない?と思ったのです。
もちろん結婚がゴールじゃないですが、
一緒に共感し合える人と一緒にいたいですよね。
経験することは人生を豊かにする
それが、
誰かにとっては山登りかもしれないし、
別の誰かには別の何かかもしれない。
行動すると、確実に見える世界が変わります。
みなさんにとって、
人生を豊かにする経験は何ですか。
この記事が、経験するきっかけやその一歩になると嬉しいです。
それでは、また。
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